新千歳空港の国内線出発ロビー 搭乗する時はまずここへ!出発手続きカウンターの案内図
いつも賑やかな新千歳空港の国内線エリア。航空会社の色鮮やかなカウンターが迎えてくれる出発ロビーは、その雰囲気だけでテンションが上がる幸せな空間です。搭乗するまでに抱く手続き上の不安や問題は、ここで全てといっていいほど解決します!
- 空港に着きました。まず最初に・・・
- 全体図から見た出発カウンターのある場所
- 迷った時はセンタープラザへ
- JAL
- FDA(フジドリームエアラインズ)、スカイマーク
- ジェットスタージャパン
- ANA
- エアドゥ
- ピーチ、バニラエア、スプリングジャパン(春秋航空)、ANA団体 <1F>
- 私が最初にカウンターへ向かう理由
- 最後のまとめ
空港に着きました。まず最初に・・・
飛行機に乗るのにいざ空港に到着。まず最初に何をしますか?お土産を探しにブラブラしたり、ひとまずベンチに座って休憩したり、スッキリするためトイレに行ったり......。それぞれの思いと身体のご都合に合わせて様々な行動を取ると思いますが、私が最初にするのはとにかく『出発カウンターに向かう』こと。まあたま~にトイレが一番になることもあるけど(笑)
私は1990年代から飛行機に乗る回数が増え始めました。当時は搭乗手続きのために航空会社のカウンターに行くことが必須でしたが、現在は〝スキップサービス〟や〝タッチ&ゴー〟といった搭乗時の手続きが不要で直接保安検査場に向かえるサービスが普及しているおかげで航空会社のカウンターに寄らない方もたくさんいます。
でもそんなサクサクと飛行機に乗れる人ばかりじゃないですよね。
預ける荷物がある、何かしら手続きが必要、飛行機にあまり乗り慣れていなくて不安を感じる、等々。このような場合は自然と出発カウンターに立ち寄ることとなります。
あっ、あとこの話は国内線向けなので国際線にはあてはまりません。っていうか実は私、ここ10年で一度も海外に行っていないのでこのブログ自体が国内線の話題オンリーとなっちゃいます・・・
久々に国際線乗りたいっす。
全体図から見た出発カウンターのある場所
新千歳空港に乗り入れている国内線は全部で9社(2017年1月31日現在)
公式ホームページには出発ロビーは2Fと案内されていますが、一部の航空会社は1Fにカウンターがあります。案内図を使って見ていきましょう。
上段が2F、下段が1Fの全体図となります。出発カウンターは大きく3つのエリアに分かれており、赤・青・緑色の丸い囲みの所です。
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2F赤い丸のエリア
JAL、FDA、スカイマーク、ジェットスター -
2F青い丸のエリア
ANA、エアドゥ -
1F緑の丸のエリア
ピーチ、バニラエア、スプリングジャパン、ANA団体
2F案内図に出発口A〜Eがありますが、これは制限エリアに入るための保安検査場となります。出発口についてはこちらの記事を読んでみて下さい。
迷った時はセンタープラザへ
新千歳空港のターミナルは半円を描いた三日月のような形をしていますが、直線形ではないので遠く見渡すことが出来ず、ターミナルの全体像をイメージしづらいという欠点があります。自分がどこにいるかわからなくなった場合は2Fセンタープラザを目指しましょう。
高~い天井と天窓から射す自然光にスケールの大きさを感じるセンタープラザ。名前のとおりターミナルの中心に位置しているのでここを基本地点として考えましょう。写真左側のガラスで覆われた巨大な箱はエレベーターなんですが、このエレベーターを背にした状態で考えると位置関係がわかりやすくなりますよ。
こんな感じで見ると左側が青丸のエリア、右側が赤丸のエリアとなります。
それでは2Fセンターエリアの右側にある出発カウンターから見ていきましょう。
JAL
JALカウンターはセンタープラザから最も近い場所にあります。天井が低いのは残念ですが......。ただ現在のカウンターは2016年12月13日に移転オープンしたばかりなのでどこをとってもピッカピカ。サービス内容ごとに細かく分割されたカウンターは使い心地が良さそうですね。
出発口Cの左横にも◯がありますが、ここはファーストクラス利用者・JMBダイヤモンド会員・JGCプレミア会員などの上級会員専用カウンターとなっています。
いつかは入るぞよ!(ぞよ?)
FDA(フジドリームエアラインズ)、スカイマーク
JALカウンターから奥に進み、出発口CとDの間にあるのがFDAとスカイマーク。カウンターの位置が近いからと言って両社に提携関係はありません。というより、FDAはJALと提携関係にあるのでFDAの就航路線はJALとのコードシェア便となっています。
スカイマークの自動チェックイン機、なぜかピシッとした行儀良さを感じるんですよー。黄色い自動チェックイン機が整然と並ぶその姿は、海外の有名絵画のような異彩なオーラを放っています。
大空港と言えどもこの辺りまで来るとにぎやかな喧騒感がかなり落ち着いている気がしますね。
ジェットスタージャパン
センタープラザから最も遠いジェットスターのカウンター。以前は真逆にありANA側の奥にありましたが、2016年9月27日より現在地に移転。でも今回もこれまた遠い場所になりました(泣)。
「まだかな?」と思ってもひたすらドンドン歩いて突き進んで下さい。ちょっと心細くなった頃に鮮やかなオレンジカラーのカウンターが出迎えてくれます。LCCは手続き締切時刻などにシビアなので余裕のある到着を。ちなみに私はある3連休の初日にこの辺をウロついたんですがかなりの静寂感に包まれていました。
いいですよねー、ほわっとした温かみを感じる手書きでかわいいイラスト付きの案内文。機械的なピシっとした文章だけじゃなく、こういった手作り感に溢れるものやちょっとした遊びごころがもっと空港には必要なのかぁとフと思いました。
それでは続いてセンタープラザ左側のゾーンへ。私が利用するのほぼ100%こちら側です。
ANA
センタープラザ左側に展開されたANA&エアドゥカウンター。
2016年、私はANAに乗りまくりました。出張でもなく、旅行でもなく、目的はただ一つ『ANAの上級会員になること』。10月になんとか無事達成することが出来ましたので、去年程ではないにせよ私のメインエアラインとなることは間違いありません。これからも度々お邪魔させて頂きます。
ここはJALカウンターと違い天井が高く自然光も入ってくるので、空港らしく気分が盛り上がるようないい雰囲気がありますね。
ただ・・・
狭くて混雑が激しい!
カウンター前に預け荷物の検査機があるため渋滞発生率が高いんですよね。なので何事も早め早めの行動が必須です。これに対処するため、新千歳空港は出発ロビーや制限エリア内の空港機能施設を、ただ今強化整備工事中ですので、1〜2年以内にはこの問題が解決されることを期待します。
SFCを持つと写真の『プレミアム』チェックインを利用できます。詳しくはこちらの記事を。
混雑対策として空港に余裕を持って到着することが大切ですね。
エアドゥ
ANAとほぼ一体化していると言っていいエアドゥのカウンター。ANAとエアドゥは業務提携を結んでいるので、エアドゥ搭乗者はANA自動チェックイン機や手荷物受付を利用することが出来ます。ただ、やはりここも混雑するのでご注意を。
明るい気分になる水色と黄色のシンボルカラー。その名の通り北海道の魅力を一番感じやすいエアラインと言えるでしょう。
2F出発カウンターは以上となりますので続いては1Fを見ていきます。
ピーチ、バニラエア、スプリングジャパン(春秋航空)、ANA団体 <1F>
4つまとめての紹介となります。
1F出発ゾーンへは2Fエアドゥカウンターの奥にあるエスカレーターで降りて行きましょう。公式ホームページのフロアマップには1Fは『到着ロビー』としか書いていませんが、ピーチ・バニラエア・スプリングジャパン・ANA団体のカウンターは間違いなく1Fにあります。
ジェットスター同様、LCCは手続き締切時刻などにシビアですから、LCC3社のいずれかを利用される方は早めの行動を取って下さい。ここも時間帯によっては結構混んでいるのを見かけます。
あと搭乗ゲートに入るための保安検査場は2Fにしかありませんので、手続き終了後は必ず2Fに上がって下さいね。
以上となりますが各出発カウンターを駆け足で紹介させて頂きました。
サービスシステムの向上によりカウンターに寄る必要の無い乗客が増えている中、ぜひみなさんに出発カウンター付近に立ち寄ることをオススメしたく、この記事を書こうと思いました。
私が最初にカウンターへ向かう理由
ANAを例に挙げると、直接保安検査場に行けるサービスを〝スキップ〟といいますが、このサービスを利用出来る条件は大体こんな感じです。
- 【予約】【購入】【座席指定】が済んでいる
- IC機能付きANAカードや2次元バーコードを持っている
- 預ける荷物が無い
ただ私は〝スキップ〟 出来る状態でも必ず出発カウンターの前に向かうんです。なぜかというと、
『ビビリだから』
ホントにこんな理由なんです。「これじゃわからん」と言われそうなので、どういうことかと言いますと
- 遅延や欠航などの最新情報を知りたい → ちゃんと飛ぶかビクビクしてるから
- その日の混雑具合を知りたい → 空いている時は早く出発しちゃうんじゃ...(思い込み)
- 指定した座席よりもっといい席があったら変更する → これはお好みで
- 出発前の雰囲気を感じたい → 完全に好みの問題。ってゆーか私だけ?
1なんかは本当に大事だと思いますよ。ネットやSNSでも情報を仕入れることは出来ますが、やはり大切なのは生の声と情報の鮮度。
いくら飛行機に乗り慣れていても自分の予想など全く当てになりません。出発カウンター付近なら確実に『生きた情報』を手に入れることが出来るはずです。
最後のまとめ
新千歳空港国内線には9つの航空会社が就航しており出発カウンターの場所もバラバラです。最近の混雑具合はかなり激しくなってきていますから、手続き上のタイムロスを避けるためにも出発ロビーの位置関係はある程度頭ん中に入れておくのがオススメです。
自分の搭乗する航空会社が、2F出発ロビーの右側か?左側か?それとも1Fか? これだけでも案内図で把握しておけば充分だと思います。
出発カウンターでサッサと手続きを終わらせて、あとは空港で目一杯遊んじゃいましょー。