北からデパ 新千歳空港から楽しいソラ旅を

新千歳空港からの飛行機旅に関する情報を発信するブログ

新千歳空港で飛行機見るならココ!子供連れもゆっくりできる3Fフードコート近くの展望スペース

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新千歳空港3Fのフードコート付近は、北海道の雄大な自然を感じながら飛行機を見ることができる絶好の展望スペースです。ゆったりとした造りは2世代、3世代の家族で過ごすのにもおすすめの空間となっており、子供連れでも存分にくつろぐことができますよ。

 
タダでさえテンションが上がる航空旅行。搭乗する前に飛行機をじっくり眺めてテンションをMAXに上げちゃいましょう!
 

手続き・買い物が終わったら3Fへ

 

空港に着いたらまずはやるべきことをやっちゃいます。搭乗手続き、荷物の預け、お土産探し、旅行グッズの買い物など。2Fの出発ロビーとお土産ゾーンをスタスタと歩き廻ることになりますから、全てが終わった時はかなりの運動量になっていると思います。

 

一通り終わったらこんな感情が湧いてくるはず。

 
「疲れた」
「座りたい」
「ノド渇いた」
「腹減った」
「飛行機ドコ?」(←無い?)
 
 
一人での出張の時などは何とも思わないんですが、不思議なことに家族で行くウキウキ旅行の時ほど疲労感を強く感じるんですよね。気持ちが入り過ぎているのかな?まあ、心地よい疲労感なので気になりませんけど♫
 
 
子連れや高齢者同伴の方は早く一息つきたい気持ちが強いはずですから、ゆっくりくつろげてお腹も満たせる3Fのフードコートはまさに打ってつけの休息場所。疲れているとは思いますが、力を振り絞って3Fまで移動しましょう。
 
 

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この写真は出発ロビー近くのエスカレーター。デカデカと書かれた〝グルメ・ワールド〟と〝スーパーラウンジ〟。たった2つしか案内されていませんが、展望スペース&フードコートは間違いなく3Fにありますのでご安心を。
 
 
3Fへはなるべくエスカレーターを使います。新千歳空港のエレベーターは台数も少なく、カートやベビーカーの使用でいつも混んでいるため1回ではなかなか乗れないことも多く、運が悪いと何回も乗り過ごすことになります。また、本当にエレベーターを必要とする人がすんなりと乗れるように、車椅子の方や身体が不自由といった事情がない限り、エレベーターを使用するのは控えた方がいいでしょう。
 
 
実は私、エレベーターあまり好きじゃないんです。待つの面倒くさいし、あの混雑した時の密着度もすごい苦手なんで。エスカレーターでスイスイ行く方が断然快適に感じます。
 
 
すいません。脱線しちゃいました。
 
 

展望スペース&フードコートの案内図 

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3Fに上がったら案内に従って『展望スペース』『フードコート』を目指します。エスカレーターはたくさん設置されていますが、出発ロビー付近から上がるとフードコート近くに着くことができ、反対にお土産ゾーンや国際線への連絡通路付近から上がると3Fで若干歩くことになります。
 
 
 

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新千歳空港の3Fは真ん中が大きな吹き抜けとなっており、展望スペースとフードコートは、〝北海道ラーメン道場〟や〝市電通り食堂街〟のあるレストラン街の反対側に位置しています。構造的に言うと、2F部分にある搭乗ゲート・待合エリアのほぼ真上。
 
 

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大きな吹き抜け部分は下を覗くとセンタープラザが広がっています。ここで立ち止まって行き交う人々を眺めるのも結構楽しいですよ。空港独特の喧騒感とワクワク感に満ち溢れている様子になぜか私もテンションが上がって、フワっとしたいい気分に浸ってしまいます!病気かな?(笑)
 
 
センタープラザでは多くのイベントが開催され、この時は車の紹介イベントでしたね。そう言えば羽田空港の第2ターミナルにはメルセデスの車を展示したカフェができたり、自動車メーカーの新製品紹介イベントが実施されたりなど、空港と自動車メーカーが一体となったプロモーション活動をよく目にするようになりました。
 
 
 

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そんなイベントの様子を後目に窓がある明るい方へ歩いて行くと大きな『FOOD COURT』の文字が頭上に登場。フードコートはどーんと横に長い形で広がっていますので、ANA、JAL、どちら側の出発ロビーからでも同じようにアクセスすることができます。
 
 
それではこの一帯の様子を見ていきます。
 
 

①お腹も満足  フードコート

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子供や高齢者がいる家族連れや大人数のグループ旅行者だと、食事をとる場所を決めるのに結構悩んだりしませんか?
 
 食べたいものもバラバラで、特に家族だとお互い行きたい店を譲らない場合ありますよね?「アタシはこっちー」「ボクはあっちー」みたいな。ようやく意見がまとまってお店に向かうと「こちらに名前を書いてお待ち下さい」の一声が......
 
そんな家族やグループにとってフードコートの存在はやっぱり大きいですよね。
 
 

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新千歳空港のフードコートには8つのジャンルの異なる店舗が横一列に並んでいます。
2017年3月時点でのラインナップは、
 
 
  • 松尾ジンギスカン
  • あさひ川井泉(とんかつ)
  • はなまるうどん
  • フレッシュネスバーガー
  • ユン家の食卓(韓国料理)
  • インドカリーダイニング コバラヘッタ
  • 元祖ちとせラーメン
  • 雪印パーラー(スイーツ)

   ※順不同

 
 
注文した際には呼び出しブザーを渡されるのでどこに座っても大丈夫。食べ終わったらそれぞれの店舗に食器を返却する形となっています。
 
どのお店も手頃な値段でおいしいものが揃っていますよ。違うお店で色々な料理を注文して、みんなで取り分けて食べるのも楽しいですよね。これこそフードコートの醍醐味です。
 
 

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ここのフードコートは
 
 
広くて明るくて開放的!
 
 
木をたくさん使った温かみのあるデザイン空間。窓の外には広大な自然と飛び立つ飛行機。家族旅行の時、搭乗前にここでおいしい料理を食べながらゆっくり過ごすのがウチの定番スタイルとなりました。もうみんなニコニコ笑顔🎵
 
 
テーブルの間隔や通路は充分な広さが保たれており、窮屈さを感じることはありません。椅子もよくありがちなプラスチック製の固いものではなく、座る面が柔らかいものとなっており、街中のフードコートに比べると快適度は数段上と言えるでしょう。
 
 

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子供連れには嬉しいキッズスペースも完備。遊具はありませんが、靴を脱いで飛んだり跳ねたりゴロゴロしたり。すぐ近くのテーブルに着けば、子供の遊ぶ様子を確認しながら大人はゆっくりと食事を楽しむことができますよ。
 
 
 

②飛行機が間近に  展望スペース

 
「空港で飛行機を見る」と言ったら外にある展望デッキを想像しますよね。新千歳空港も4Fに展望デッキがあり、北海道の爽やかな空気の中で飛行機をのんびり眺めることができます。轟音を立てて飛んで行く姿は迫力満点!子供はきっと興奮するはずです。
 
 
ただ一つ注意点が。
 
冬期間は閉鎖しちゃうんです。
 

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 営業期間4月1日~11月30日

 
※12月~3月の冬期間は、閉鎖致します。
 
※営業期間内におきましても、強風や積雪などの気象状況を見て、閉鎖される場合があります。展望デッキ内には双眼鏡があります。
・利用料金:100円/1回(約120秒間)
※利用料金は消費税等込となっております。
 
(新千歳空港ホームページより)
 
 
展望デッキで見るのは夏の楽しみにとっといて冬は屋内でぬくぬくしましょ♫
 

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冬期間はフードコート沿いの展望スペースが飛行機を一番間近に見れるゾーンとなります。窓が横一面にズラッと並んでいるので混み合うこともありません。通路の幅もかなり広く、ベビーカーやカートを止めても全く問題なさそうです。
 
 

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たとえマイナス30度の気温でも、ここの展望スペースなら寒さを感じずに一面銀世界になった空港をじっくり眺めることができますが、私が気になるのは飛行機の周りで作業するグランドハンドリングのスタッフ。
 
私は以前、羽田空港でグランドハンドリングの仕事をしていました。確か6年位かな?主に手荷物や貨物を機体に積み込む作業を担当していましたが、大変だったのは天気に左右されること。特に夏は灼熱地獄!なんせ周りにはコンクリートしかありませんから。
 
新千歳空港はその真逆で冬がめっちゃ辛そうですよね。どんだけ寒いことか......。そんな厳しい状況の中でテキパキと作業するグラハンスタッフの姿は必見です。特にお子さまは作業員の動きと行き交う車両の様子に視線が釘付けになっちゃうかもしれません。
 
 
 

③大空ミュージアム

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展望スペース向かって左端にあるのは『大空ミュージアム』
 
 
空の魅力が詰まった航空体験施設で、子供だけでなく大人も楽しめる空間になっています。規模はそんなに大きくないので見るのにさほど時間はかかりません。
 
 
フライトシュミレーターで遊んだり、子供ならパイロットやCAの制服を着て写真撮影をすることもできます。オリジナルグッズやお土産なども売っているので、フラッと覗くだけでも楽しめますよ。
 
 
 

④エアポートヒストリーミュージアム

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名前の通り新千歳空港の歴史を紹介する施設。ローマ字やカタカナにするとやたらかっこよく感じますよね(笑)
 
 
歴代CAの制服や航空機の模型が展示されています。暗く静かな空間なんですが、ここで他の人を見たことないんですよね。自分が入るといっつも一人ぼっちです......
 
 
以上、4箇所の紹介をしてきましたが、最後2つのミュージアムの説明はサッと終わってしまいました(泣)下手くそな説明でわかりにくいと思いますので、ぜひ一度ご自身で行ってみることをおすすめします。
 
 
 

スマイルロード or フードコート

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フードコート付近は子供連れにおすすめと書きましたが、新千歳空港には子供に大人気のキャラクター施設が揃う『スマイル・ロード』がありますよね。スマイルロードとは国内線ターミナルと国際線ターミナルを結ぶ3F部分を指し、子供に大人気の以下の施設が揃っています。
 
 
  • ドラえもんわくわくスカイパーク
  • ハローキティ ハッピーフライト
  • ロイズ チョコレートワールド
 
 
もちろんこちらもおすすめですよ!子供にとっては楽し過ぎる非日常的な空間が広がっていて、私も家族と一緒に何回も利用させて頂きました。ウチの場合はほとんどが『ドラえもんわくわくスカイパーク』にあるワークショプでのクラフト工作遊び。遊びの内容は、ドラえもんの型枠に絵具を流し込むビニール焼きというもので、簡単に言うと絵具でやるぬりえって感じです。
 
 
参考までに我が家にある完成品をご披露します。
 
 

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「うん、斬新なデザインでいい感じ。」
 
新種の生物ではありません。
 
本人曰く、
「超ハッピーなドラえもん」
 
じっくり時間を掛けて真剣に取り組んだ結果ですから100点満点とさせて下さい。左目どこに行ったんだろ?
 
 
 
スマイルロードには工作遊びの他にも色々と遊ぶ施設が揃っているため、満喫するにはやはり結構な時間を要してしまいます。しかも、航空会社の手続きカウンターや保安検査場から距離が離れているため、移動や手続きを含めた時間の配分には十分な注意が必要です。
 
 
 
スマイルロードで遊ぶのに向いている方
 
  • 出発時刻までたっぷり時間がある
  • 子供の遊びに快く付き合える
  • 飛行機を見なくていい
  • 空港に遊びに来ただけで飛行機には乗らない
 
 
遊んだ後に食事をする予定がある場合、時間にかなりの余裕を持っていなければなりません。レストランまでの移動時間や食べる所を決めるお店選びの時間、混んでいる時の待ち時間など、あらゆる場面で時間がかかることを想定しておきましょう。
 
出発時刻の2時間半~3時間前には遊ぶ施設に着いていたいですね。
 
 
フードコートでまったりするのに向いている方
 
  • 出発時刻まで1時間半位しかない
  • ゆっくり座りたい
  • 飛行機がみたい
  • キャラクターに興味がない
 
子供もだんだん大きくなるにつれキャラクターへの好奇心が無くなっていきますので、そんな時はフードコートでゆったりと本を読んだりゲームで遊ぶことの方が子供にとっても嬉しいですよね。
 
ちなみにウチの家族の場合、スマイルロードで遊ぶ→フードコートで食事、という3F大移動パターンの時も結構あります。こんな時は出発3時間以上前に空港に到着して、2時間半前にはスマイルロードで遊び始めることができるよう、かかる時間を逆算して自宅出発時刻を決めています。
 
充実したエンターテインメント施設を満喫するためにも、時間に追われることのないよう、しっかりとした準備と計画を練ることが大切です。
 
 

最後のまとめ

 

新千歳空港では冬の寒い日でも3Fにある展望スペースに行けば飛行機の姿を間近に見ることができ、隣接するフードコートでは飛び立つ機体を眺めながらゆっくり食事を楽しむことができます。

 

キッズスペースやフライトシュミレーターと言った子供が楽しめる施設も揃っており、子供連れでもくつろげる快適な空間となっていますよ。

 

出発前の楽しいひと時を、広くて明るいフードコート周辺で過ごしてみるのはいかがでしょうか。