お得なAIRDO(エアドゥ)ポイントを貯める方法とは DOマイルで無料特典航空券をゲットしよう!
北海道民なら一度は耳にしたことのある航空会社〝AIRDO(エアドゥ)〟。黄色と水色をシンボルカラーとしたさわやかさ満点の機体は北海道内の空港で頻繁に目にすることができます。道民にとってはもはや欠かすことのできないお馴染みのエアラインとなり、周りの人から「最近はエアドゥにしか乗らない」という言葉もよく耳に入ってきます。
エアドゥに乗る機会の多い人がぜひ活用すべきポイントプログラム『DOマイル』。ポイントを貯める方法を理解してお得に無料特典航空券を手に入れましょう。
- エアドゥにもあるマイルの世界
- 特典航空券に必要なポイント数
- AIRDOポイントを貯める方法は2つ
- エアドゥに搭乗してポイントを貯める
- たくさん乗るとボーナスポイントが付与
- AIRDOカードを使ってポイントを貯める
- 貯まるポイント数をシュミレーションしてみた
- 【最後に】他とは違うエアドゥマイルの魅力
エアドゥにもあるマイルの世界
マイルとは『飛行機にタダで乗ることのできるポイント』のことです。日本ではANAやJALが有名ですが、エアドゥにもマイルサービスは存在します。
サービスを受けるためにまず最初にしなければいけないことは『My AIRDO』に登録すること。その後はエアドゥの搭乗やカードの利用でポイントを貯めて特典航空券を発券する流れとなります。
基本情報はこんな感じ。
- 呼び方
ポイントプログラムの名称は『DOマイル』
貯まるポイントの名前は『AIRDOポイント』 - ポイントの有効期限
最終搭乗日の翌日から2年。その間に搭乗してポイントが積算されるたびに期限が更新。※AIRDOカード特典分の期限は翌年度末まで - 特典航空券に必要なポイント
1,200ポイントから片道の特典航空券を発券できる。キャンペーンで必要ポイントが少なくなる場合もあり。
エアドゥ『DOマイル』はANAやJALのように提携しているお店がたくさんあるわけではありません。また、日常生活でマイルを貯めまくっている〝陸マイラー〟ご用達の、ポイントサイトから高レートでポイントを交換するルートが用意されているわけでもありません。
でもこの有効期限は魅力的!
頻繁に乗らない人でも前回の搭乗から2年以内なら期限切れにはならないので、慌てることなく気長に貯められるのがこのポイントプログラムの特徴です。たまにしか乗らない人や普段はANAやJALのマイルを貯めている人でも2年に1回搭乗すればポイントは有効のまま残りますから、利用が少なくてもMy AIRDOに登録しておくことをおススメします。
私も普段の生活ではANAマイルをメインに貯めていますが、少なくとも1年に1回はエアドゥに搭乗するのでコツコツとポイントを貯めてはキャンペーン時を狙って特典航空券を手に入れています。上手に活用すれば、頻繁に乗らなくても特典航空券への道がグッと近くなりますよ。
特典航空券に必要なポイント数
エアドゥの特典航空券を手にするには一体どれくらいポイントを貯めればいいのでしょうか?下の表をご覧下さい。
路線 | 必要ポイント | ||
H | R | L | |
札幌(千歳)-仙台 | 1,600 | 1,400 | 1,200 |
函館-名古屋 | |||
札幌(千歳)-東京 | 1,800 | 1,600 | 1,400 |
札幌(千歳)-名古屋 | |||
札幌(千歳)-神戸 | |||
札幌(千歳)-岡山 | |||
札幌(千歳)-広島 | |||
函館-東京 | |||
旭川-東京 | 2,000 | 1,800 | 1,600 |
釧路-東京 | |||
帯広-東京 | |||
女満別-東京 |
H=ハイシーズン(GW、お盆、年末年始、3月下旬)
R=レギュラーシーズン(ハイ&ロー以外)
L=ローシーズン(11月~2月の年末年始以外)
表の必要ポイント数はあくまでも片道分となりますのでご注意下さい。新千歳~仙台なら最小1,200ポイントで手に入れることができますね。一番よく利用される新千歳~東京だとレギュラーシーズンで1,600ポイント。ローシーズンに利用できる人は限られると思いますので、1,600ポイントを一つの目標にして貯めていくのがいいかもしれません。
ただ、新千歳~東京が片道800ポイントで搭乗できるなどのキャンペーンがよく開催されており、主に冬の期間に実施されることが多いようです。キャンペーンを逃さないためにも、こまめに公式ホームページをチェックすることが大切ですよ。
エアドゥだけに限らずホームページには必要な情報がびっしりと書かれています。ブログや口コミの情報はもちろん貴重ですが、最終的には公式ホームページでしっかりと情報の確認をしておきましょう。何事も「ウラを取る」ことが大切です!
AIRDOポイントを貯める方法は2つ
- エアドゥに搭乗する
- AIRDOカードを使う
ANAやJALと一緒で、飛行機に乗ると貯まる『搭乗ポイント』と、クレジットカードを使うと貯まる『カードのポイント』が二本柱で、これにプラスして一定の条件をクリアすると付与される『ボーナスポイント』の3つがAIRDOポイントの貯まる仕組みを構成しています。
エアドゥに搭乗してポイントを貯める
ホームページからIDとパスワードを入力してログイン状態で航空券を予約すると、搭乗日の翌日に自動でポイントが付与されます。もしログインしていない状態で予約をしてしまっても大丈夫。搭乗から6カ月以内なら後で登録することができるのでご安心下さい。
ログイン後に『ポイント事後登録』から進んで必要事項を入力するだけでOKです。
搭乗して貯まるAIRDOポイントは航空券の購入金額100円につき1ポイントが貯まるシステム。ANAやJALは飛行距離をベースにマイルが計算されるので全く仕組みが違います。値段の高いチケットであればあるほど多くのポイントをもらえるので出張で利用する人などは特に貯まるペースが早いと言えますね。急な予定変更に対応できる内容変更可能な航空券は値段が高いですから。
早めの予約で安く購入できるチケットなら新千歳~東京で1万円を切る日も多く設定されています。旅行や帰省で利用する人の大半は安いチケットを購入しますから、出張族に比べるとその分もらえるポイントも少なくなります。
- 10,000円のチケットを購入
もらえるポイントは100ポイント - 25,000円のチケットを購入
もらえるポイントは250ポイント
エアドゥのマイル制度は買った値段に比例するシステムなので、ANAやJALに比べると非常にシンプルでわかりやすい!世の中に溢れているポイントの多くは『100円で〇ポイント』が主流ですから、この形態に慣れている私達にとってエアドゥの計算方法は大変ありがたいものとなっています。
たくさん乗るとボーナスポイントが付与
年度内で6回以上搭乗するとボーナスポイントをもらえますが・・・(特典航空券とダイナミックパッケージでの搭乗は対象外)
年度内搭乗回数 | ボーナスポイント |
0~5回 | 0 |
6~11回 | 100 |
12~17回 | 200 |
18~23回 | 300 |
24~29回 | 400 |
30回以上 | 500 |
出張族でもない限りボーナスポイントをもらうのは厳しそうですね。きっぱり諦めます(笑)
私がエアドゥに搭乗するのは、新千歳~東京間を多くても1年間に3往復。もちろん安いチケットを購入するので1区間約1万円で手配出来ます。この場合に獲得できるのは600ポイント。3往復で600ポイントはどうでしょうか?
多いと思うか少ないと思うかは人によって違いますが、「搭乗分だけじゃ物足りん。もっと貯めたい!エアドゥ大好き!」という志しが高い方は、あるクレジットカードを使えばもっとポイントを獲得することができますよ。そのカードとはズバリ、〝AIRDOカード〟です。
AIRDOカードを使ってポイントを貯める
みなさん知っていましたか?『AIRDOカード』。
以前はエアドゥに搭乗することが唯一のポイント獲得方法でしたが、2016年3月、AIRDOカードの誕生でクレジットカードの使用によるポイント獲得が可能となりました。ANAカードやJALカードと同じように日常生活の中でコツコツとポイントを貯めることができます。コンビニ、スーパー、レストラン、ガソリンスタンド、公共料金、自動販売機など、街中のありとあらゆる場所がターゲットとなるのです!(大げさ)
用意されたカードはゴールドとクラシックの2種類。
- 発行会社
三井住友カード。ポイントは『ワールドプレゼント』 - ブランド
VISAのみ - 年会費
ゴールドカードは12,960円(初年度6,480円)
クラシックカードは1,728円(初年度無料)
ここからがちょっとややこしいかもしれませんが、AIRDOカードの使用でもらえるポイントは2つに分かれています。一つはクレジット決済すると貯まる三井住友のワールドプレゼントのポイント。もう一つがエアドゥの利用で貯まるAIRDOポイント。
わけがわからなくなりそうなのでまとめてみます。
- 普段のお買い物などで貯まるのはワールドプレゼントのポイント。1,000円で1ポイントが貯まります。
- ワールドプレゼント4ポイントをAIRDOポイント1ポイントに交換できます。(200ポイント以上100ポイント単位)
- AIRDOホームページで決済に利用すると、ゴールドは120円で1ポイント、クラシックは150円で1ポイントのAIRDOポイントが貯まります。
- 年度内に1回以上搭乗すると、ゴールドは200ポイント、クラシックは100ポイントのAIRDOポイントが貯まります。
他にもカードの新規入会でもらえるポイントなどもありますが、キャンペーン的な意味合いが強いと感じますので今回は省かせていただきました。
うーん......でもこれでもよくわかりませんよね?
っていうか余計わかりづらくなったかも(泣)
「結局何ポイント貯まるんだよっ!!」って怒られそう......
具体的な数字を出すために例を挙げてシュミレーションしてみたいと思います。
貯まるポイント数をシュミレーションしてみた
仮にこんな状態を想定してみました。
- クレジットカード決済の金額は1年間で100万円
- クレジット決済分は全てAIRDOポイントに交換
- 1年間で新千歳~東京を1万円のチケットで3往復
- 全てAIRDOホームページからの予約で購入にはAIRDOカードを使用
- 持つのはクラシックカード
この条件で貯まるポイント数は以下の通り
- ワールドプレゼント1,000ポイント
- 1の1,000ポイントをAIRDOポイントに交換で250ポイント
- 搭乗ポイントは100×6=600ポイント
カード特典分で100ポイント - 航空券代6万円÷150=400ポイント
赤文字の所がAIRDOポイント。全部足すと1年間に獲得できるAIRDOポイントは
1,350ポイント となりました。
あくまでもシュミレーションの結果ですが、AIRDOカードを保持して日常生活の買い物などでも使用すると、搭乗だけで獲得する倍以上のポイントを貯めることができそうです。
特に出張などで頻繁にエアドゥを利用する人ほど、獲得できるAIRDOポイントを倍々に増やしていくことができますので、年会費の負担や他社マイレージプログラムへの参加を考慮しつつ、AIRDOカードへの入会を検討してみてはいかがでしょうか?
【最後に】他とは違うエアドゥマイルの魅力
世の中には〝陸マイラー〟と呼ばれる、飛行機にはほとんど乗らずにポイントサイトの利用やクレジットカードの紹介制度を使って大量にマイルを貯めている人達が存在します。1年間での獲得マイルが、30万マイルとか50万マイル、はたまた100万マイルオーバーなんていう強者も・・・
陸マイラーが大量に貯めているのは主にANAマイル。お得にマイルを獲得できるルートが存在するので多くの方がANAマイルを利用しています。お得なルートとは通称〝ソラチカルート〟。興味のある方はググってみて下さい。下の記事にもマイルについての基礎情報が書かれています。
エアドゥはANAのように大量にマイルを獲得することはできませんが、『最終搭乗日の翌日から2年』という有効期限のおかげで、のんびりと気長にポイントを貯めていくことのできる、人に優しいマイルプログラムとなっています。「貯める」というよりも「いつのまにか貯まっていた」という感覚ですかね。まさに北海道民の気質にピッタリ。
私のように1年に2,3回の搭乗でも、3年に1回は特典航空券を発券できますので、搭乗回数が少ない人でもぜひMy AIRDOに登録しておくことをおススメします。
ANAやJALなどには目も向けず、エアドゥのマイルに絞ってガッツリ貯めたい人は、AIRDOカードを持って普段からガンガン利用していきましょう。
複雑でわかりづらいマイルの世界ですが、エアドゥのシステムは特に難しくはありません。AIRDOポイントを貯める方法を理解して、お得な無料特典航空券を手に入れましょう。